おやっと思ったら要注意知っておくべき認知症の症状まとめガイド

音楽療法

認知症の症状を抑制するために行われるリハビリテーションのひとつ、音楽療法について、特徴や効果などを簡単にご説明します。

音楽療法はどのようなものか 

好きな曲を演奏したり、一緒に歌ったり手拍子をしたり、時には音楽に合わせて体操などで体を動かしたり。音楽を利用したリハビリテーションを行うのが音楽療法です。

手拍子だけでも参加できる

私たちは日ごろ、何気なく音楽と触れ合いながら生活しています。私たちの体には自然にリズムやメロディーが刻み込まれていて、楽器の演奏はできなくとも、歌が下手くそでも、音楽に合わせて手拍子したり、体をゆすったりすることはできます。

症状が進んでコミュニケーションがとりにくくなったとしても、音楽をかけてあげるとちゃんと反応する方もたくさんいらっしゃいます。音楽療法は、どんな方でも手軽に行うことができるリハビリテーションです。

長期記憶に働きかけることが可能

長期記憶というのは、長期間保有している“古い記憶”のこと。音楽は、昔あった出来事や楽しかった思い出と一緒に記憶の中にしまわれていることが多く、昔好きだった曲を聴くと古い記憶がよみがえってくることがあります。

若かった頃の自分、病気になる前の自分を思い出して、自我を取り戻すことができますし、それを家族や介護者と共有することで、安心感も得ることができるのです。

楽しい時間を共有できる

音楽療法は、あらゆる症状の方が一緒に参加でき、楽しい時間を共有できる、というメリットがあります。音楽を聴いて不機嫌になられる方はあまりいません。音楽療法は、手拍子だけでも参加できる手軽な方法でありながら、多くの方に「楽しい」、「うれしい」というポジティブな感情を起こさせる不思議なパワーを持っているのです。

音楽療法によって得られる効果とは

歌ったり演奏したりする行為は、体の中に眠っている「楽しい」や「うれしい」という感情を呼び起こし、心の安定につながります。また、長期記憶に働きかけて昔の自分を取り戻し、脳を活性化できる点でも有効だと言えるでしょう。

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