おやっと思ったら要注意知っておくべき認知症の症状まとめガイド

アニマルセラピー

主に犬など動物と触れ合うことで、感情の爆発を抑えたり心の安定を図るアニマルセラピー。どのような方法で行われるのか、どんな効果があるのかまとめてみましょう。

アニマルセラピーとはどのようなものか

動物との触れ合いによって効果を得るための方法は2種類あり、医師などの医療関係者が関わって治療として行われる「動物介在療法」と、生活の質や生きがいを求めて行われる「動物介在活動」とがあります。アニマルセラピーはこのうちの、「動物介在療法」のことを指し、専門のトレーニングを受けたアニマルセラピストが行います。

特殊訓練を受けたセラピードッグを使う

アニマルセラピストは、デイサービスや介護施設などへ、セラピードッグを連れて行き、認知症の方との触れ合いの時間を作ります。セラピーに使われる犬は、特殊な訓練を受けた穏やかな性格の犬で、人間に信頼を寄せているので攻撃的になることがありません。

ペットをかわいがった経験のある方に効果的

過去に犬や猫をかわいがったことがある方は、犬や猫に対する「かわいい」という感情が体の中に眠っています。アニマルセラピーによって、その感情を呼び起こし、小さな生き物を保護してかわいがっていた昔の記憶をよみがえらせることができます。

コンディションに注意して行われる

アニマルセラピーは人間だけではなく動物を介在して行われるリハビリテーションですから、お互いのコンディションに細心の注意を払って行われます。動物が苦手な方には不向きですし、アレルギーがある方もNGです。犬も人間も疲れてしまわないよう、時間を決めて行います。

アニマルセラピーによって得られる効果とは

認知症を患っている方は、徐々に記憶や判断力を失い、自分がなくなっていく不安と隣り合わせで生活しています。できないことが増えたり、介護されることが多くなると、自信が失われてしまうこともあるでしょう。

そんなとき、小さな動物と触れ合うことで“お世話される側”から“お世話する側”の気持ちになり、自尊心を取り戻すことができます。ペットをかわいがっていた昔の記憶や感情がよみがえることもあります。

アニマルセラピーは、かわいい動物の力を借りることで、認知症患者の心の安らぎやポジティブな感情を得ることができるリハビリテーションなのです。

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