おやっと思ったら要注意知っておくべき認知症の症状まとめガイド
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睡眠時間をしっかりとる

慢性的な睡眠不足や睡眠障害は、認知症の発症につながると言われています。睡眠と脳との関係や、認知症への影響について解説します。

睡眠不足によって脳も体もパフォーマンスが低下する

睡眠不足のときは若い方でも頭がボーっとして、上手く働かないことが多いものです。脳の機能が低下するということは、体の動きも鈍ってしまうことを意味しますから、睡眠不足はすべての活動を停滞させることにつながります。

また、脳と体の動きが衰えると抑うつ的な気持ちになってしまい、精神面でも問題が出てくる可能性があります。このような抑うつ感情や脳の一時的な機能低下は、脳にとってストレスとなり、認知症の発症や悪化へと影響が出てしまうこともあるのです。

睡眠時間は脳のメンテナンスタイム

睡眠不足によって脳の機能低下が起こるのは、睡眠中に行われるべき脳の休息やメンテナンスが行われなくなってしまうことに原因があります。脳は、寝ている間に昼間あった出来事を整理したり、受けたストレスや疲労を回復する作業を行っていますから、睡眠がとれなくなると疲れ切ったままで新たな一日を過ごさねばならなくなります。脳の機能が低下するのはそのためです。

また、睡眠中の脳は少し小さくなるので、その隙間を満たしている脳脊椎液の流れが良くなり、蓄積されている老廃物が積極的に排出されるようになります。睡眠時間は、脳が快適に働くためのお掃除タイムでもあるわけです。

蓄積された老廃物を排出して認知症を防ごう

認知症の中でも6割を占めるというアルツハイマー型認知症は、脳にアミロイドβと呼ばれる異質なたんぱく質が長年蓄積され続けることで発症します。このアミロイドβは、脳にとっては必要のない老廃物のひとつで、脳の神経細胞の周りにたくさん蓄積されてしまうと、細胞を破壊して神経伝達の妨げとなります。さらに進行すると脳細胞そのものを破壊して委縮させてしまい、記憶や認知機能、身体的な機能までを奪って認知症の症状が出てくるのです。

実はこのアミロイドβは、睡眠中のお掃除タイムで体外へ排出することができます。毎日、睡眠時間をしっかりとっていれば、アミロイドβが神経細胞を破壊する前に取り除き、脳へのダメージを防ぐことができるはず。生活リズムを整え、適切な睡眠時間を守ることが、認知症予防へとつながるわけです。

睡眠時間の改善と一緒に行いたい食生活の改善

食生活の改善は認知症の予防に効果が期待できると言われています。認知症の予防に効果があると言われている食材は、青魚や大豆といった日本人になじみのあるものばかり。毎朝スッキリ目覚めて、美味しい食事でより健康に過ごしましょう。

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