おやっと思ったら要注意知っておくべき認知症の症状まとめガイド

完治するのか

認知症と診断されたら、それ以後の生活はどうなっていくのか、完治できるのか、という点は気になるところでしょう。認知症が治る可能性や、治療の目的などについて考えてみましょう。

認知症は治るのか?

認知症は、加齢や何らかの原因で脳が委縮し、機能が低下していく病です。脳細胞は一度壊れてしまうとそれを回復させることは難しいため、病気を完治して失われた機能を再び取り戻すことは難しいと考えた方がよいでしょう。

また、認知症は時間が経つにつれて脳の萎縮が進んでいく進行性の病気なので、時間や程度の差こそあれ、徐々に症状が悪化していくことは免れません。

一部の認知症は治る可能性も!

認知症の中でも、外科治療を行うことができる疾患の場合は、症状の改善を目指して治療が可能なケースがあります。例えば、脳梗塞やくも膜下出血などの脳血管障害によって認知症が起こった場合です。正常圧水頭症のようなケースでは、開頭手術を行って腫瘍や血種を取り除いたり、血管の詰まりを解消すれば、ある程度まで機能が回復することが可能です。

正常圧水頭症などは、ほかの認知症と見分けがつきにくく、見逃されてしまうことも多いので、適切な診断と治療が回復のカギとなります。

認知症の治療は進行を抑えることが目標

認知症の6割を占めるアルツハイマー型やレビー小体型認知症などは、劇的な改善は望めない疾患であることは確かですが、何も治療方法がないわけではありません。

認知症治療の目的は、症状の進行を抑えて寝たきりになるまでの期間を1日でも長く伸ばすことにあります。主に、薬物を投与することで脳の機能低下を遅らせたり、書写や音読、音楽療法などのリハビリで脳に刺激を与える治療などが行われています。

また、家族が穏やかに接し、昔話などを聞き出すことが脳の訓練にもなると言われ、家族や介護者など周囲の人の関わり方が認知症の進行を左右するとされています。適切な治療やケアで脳が委縮するスピードをできるだけ遅らせることが、認知症治療のポイントとなります。

認知症の予防方法まとめ