おやっと思ったら要注意 知っておくべき認知症の症状まとめガイド

認知症を予防&早期発見して対策を65歳以上の高齢者の10%程度が罹患すると言われている認知症。厚生労働省の試算では2020年には患者数が325万人にまで増加するのでは、と懸念されています。このサイトは、認知症の症状について詳しくお伝えし、認知症の予防や早期発見に必要な情報をまとめてご紹介するサイトです。

もしかしてこれって認知症の初期症状?

認知症の初期症状?年齢を重ねるごとに、誰しも物忘れは増えるものです。しかし、過去に起きた出来事そのものが抜け落ちてしまったり、慣れた作業の手順を忘れてしまったりと、極端な物忘れが多くなったら、認知症を疑った方がよいかもしれません。また、認知症の種類によっても初期症状が異なるので、それぞれの初期症状についてまとめました。

認知症の初期症状について詳しく見る

認知症の症状ってどんなものがある?

認知症の症状を大きく分けると、脳の機能低下によって起こる中核症状と、中核症状に伴って表れる周辺症状とに分類されます。中核症状はほとんどの罹患者に表れますが、周辺症状は、その方の性格や生活環境などによって表れることがある二次的な症状です。

中核症状

脳の機能低下が原因で起こる、核となる症状。ほとんどの罹患者に起こります。

記憶障害

直近の出来事を忘れる短期記憶障害、古い記憶が抜け落ちてしまう長期記憶障害、道具の使い方などを忘れてしまう手続き記憶障害などがあります。断片的ではなく、出来事そのものを忘れてしまう特徴があります。

見当識障害

現在の日にちや時間、自分がいる場所などが分からなくなってしまう障害。夜中に出歩こうとしたり、季節はずれの服を選んだりしてしまう特徴がみられます。

実行機能障害

目的を達成するための準備や手順が分からなくなり、行動できなくなる障害です。お料理ができなくなったり、リモコンや電化製品が使えなくなったりという症状が表れます。

高次脳機能障害(失語・失認・失行)

失語は言葉を正しく理解できなくなることなどを指します。失認は目の前の状況を正しく判断できなくなること。失行は体は動かせるのに、目的とする行動方法ができなくなる特徴があります。

周辺症状

中核症状に起因して起こる二次的な症状。行動症状と心理症状があります。

徘徊

家の内外をあてもなく歩き回ったり、不適切な時間に外出したがったりする症状です。外出したがるタイプと、どこかへ帰りたがるタイプ、ウロウロ歩き回るタイプがあります。

失禁・弄便

排尿機能が低下することで起こる失禁と、運動機能の低下によってトイレまでの移動が難しくなり起こる失禁があります。弄便とは便を便と認識できず、触ったりいじったりする行動を指します。

睡眠障害

高齢になると一般的に眠りが浅くなります。この状態がエスカレートし、昼夜が逆転した状態になり、夜中に活動が活発になることなどの症状がみられます。

暴力・暴言

脳機能の低下によって感情の抑制が難しくなり、感じたことがそのまま出てしまうことで暴力や暴言が起こります。穏やかだった人が暴力的になることもあります。

物盗られ妄想

認知症の初期に表れやすい症状で、大切にしているものを盗まれたと思ってしまう症状です。自分が疎まれているのでは?といった不安が引き金で表れることもあるようです。

幻覚・錯覚

レビー小体型では初期から表れやすい症状。見間違いや聞き間違いを、間違いだと判断する機能が衰え、本当だと確信してしまうことで起こることが多いようです。

せん妄

興奮状態で意識がなくなり、暴れたり大声を出したりする症状。環境が変わった直後などストレスを感じた時に起こる場合が多いようです。夜のみに起こる夜間せん妄もあります。

うつ・抑うつ

食欲が減退したり意欲がなくなったり、ネガティブな思考が多くなります。引越しや施設への入所などによって、住環境の変化に不安を感じてうつになってしまう場合があります。

食行動の異常

食事をしたことを忘れてまた食べてしまう過食や、食べ物ではないものを口にしてしまう異食があります。記憶障害や認識力の低下によって起こる症状です。

食習慣を見直す

食習慣の見直しは、脳の働きを改善する上で1番手軽に始められ、1番重要といってもよい行動です。毎日の食事に気を使うことで、体は健康に保たれます。

また食材の中には、認知症の予防に期待ができる、脳の機能を活性化させる成分や、抗酸化作用のあるものもあります。それらを積極的に摂取することで、脳の老化を食い止めることにつながるのです。有名なものだと魚や大豆、イチョウ葉などが認知症の予防に効果が期待できると言われています。

また、近年注目されているのが“わさび”。わさびが持つ抗酸化作用と血流改善作用が、脳の酸化を防ぐと同時に、血液をさらさらにして脳を活性化するといわれています。

わさびが脳に働きかける作用とは

適度な運動を行う

ウォーキングなどの適度な運動は、認知症の予防に期待できます。また、アルツハイマー型の原因となるアミロイドβという物質を分解する酵素が増加することが分かっています。足腰が弱く毎日散歩に出かけることが困難な方は、座ったまま手だけを動かす運動でも十分効果が得られるとのことです。

人と積極的な交流をする

他人の気持ちを推し量って上手に接することは、高度な機能を使用する必要があり、脳の活性化につながります。また、人と交流することによって外出する機会を増やし、身体的な運動につながるケースもあります。特に若い方は今のうちから、友人関係やご近所との付き合いを大切にしておくのも良いでしょう。

睡眠時間をしっかりとる

夜眠れなかったりすると、生活のリズムが狂い、体や脳に悪影響を与えます。脳は睡眠中に休息やメンテナンスを行っており、必要なだけの睡眠が取れなくなると、脳の神経細胞へ直接的に影響が出て、機能低下につながってしまいます。睡眠によって認知症の原因となる老廃物を排出する働きもあります。

脳トレをする

身体的な運動を行うと同時に、脳の運動も習慣付けることが大切です。簡単な計算やパズル、書写や音読、将棋や囲碁、毎日必ず日記をつけるなど、数字や言語、図形や色などを見る、聞く、使うことが脳の活性化につながり、記憶する機能や、計算をする機能、良し悪しを判断する機能などの向上につながるのです。

わさびが脳に働きかける作用と
健康にもたらされる効果とは

わさび強い抗酸化力を持つワサビスルフィニル!生の本わさびは強い解毒作用や殺菌作用を持ち、摂取することで健康効果が得られる希少な食品ですが、特に注目すべきは本わさびに含まれているワサビスルフィニルです。
体内に有毒な活性酸素が発生するのを抑える作用があり、脳を酸化する害から守ってくれると同時に、脳の神経細胞を強化する働きもあると言われています。また、余分な脂質などで滞りがちな血流を改善する作用もあることが確認されており、脳梗塞などの疾患を防ぐ効果も期待できます。

※ワサビスルフィニルについて
「金印わさび」が独自の特許製法で有効成分をわさびから抽出し「ワサビスルフィニル」で商標登録しています。

注目成分ワサビスルフィニルの効能とは

認知症の予防・改善に効果が期待できる成分一覧

栄養分となって脳細胞を強化したり、脳を活性化させるものとして、様々な成分があります。その中から特に有効だと言われているものをピックアップし、成分の特徴や認知症への効果、含まれている食品などを紹介しています。

DHA・EPA

DHA(ドコサヘキサエン酸)は、青魚に多く含まれる不飽和脂肪酸の一種で、脳の栄養分となって脳細胞を強化。EPA(エイコサペンタエン酸)は、サラサラ血へ整える効果があります。

フェルラ酸

ポリフェノールの一種で、抗酸化力が強いため、食品の酸化を防ぐために使用されていましたが、最近になって特にアルツハイマー型認知症に効果があると言われるようになりました。

プラズマローゲン

高い抗酸化作用を持つリン脂質の一種。脳の神経細胞の細胞膜などに含まれていて、脳を酸化ストレスから守る最強の防御成分だとされています。コレステロールの排出などの作用もあります。

レシチン・ホスファチジルセリン

どちらも人体の細胞膜などに含まれているリン脂質で、脳をサポートする作用を持っています。ホスファチジルセリンは特に希少な成分で、脳の神経細胞膜で存在濃度が高くなることが確認されており、高い確率で神経細胞に作用します。

ポリフェノール

植物の苦みや色素に関連する成分の総称。自然界には数千種類存在しており、人体で有害な活性酸素の働きを抑制する抗酸化作用が強いことで知られています。主なものとして、カテキンやイソフラボン、アントシアニンなどがあります。

認知症の
基礎知識を
知っておこう

自分自身や家族が認知症にならないために、または発症してしまった場合も早期に対応できるように、認知症に関する基本的な情報を学んでおきましょう。認知症の種類や発症原因、現在の治療法や薬の種類などについて紹介しています。

そもそも
認知症とは

何らかの原因によって脳が委縮して機能低下してしまう進行性の病気。いくつか種類があり、アルツハイマー型、レビー小体型、脳血管型、前頭側頭型などが代表的なものです。

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認知症が
発症する原因

認知症の原因は様々あります。アミロイドβやタウなどの特殊なたんぱく質が脳に蓄積されて起こるのがアルツハイマー型。脳梗塞などの血管の疾患によって起こるものが脳血管型です。

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物忘れとは
違うのか

認知症の記憶障害は、通常の物忘れのように細かいことがらを忘れてしまうのではなく、体験そのものが抜け落ちてしまいます。記憶の中に、そのエピソードそのものが存在しなくなるのが特徴です。

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完治するのか

認知症は進行性の病で、現在のところ完治できないと言われています。脳血管型で外科手術が可能な場合は、症状が改善することもありますが、残念ながらほとんどのケースでは進行を止めることはできません。

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治療法は
どのような
ものか

一般的な認知症の治療は、症状の進行を抑制するための投薬治療と、リハビリ治療の2本柱で行われます。投薬は効果と副作用とのバランスを見て服用するかどうかを決定します。

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薬の種類と
効果は

アルツハイマー型とレビー小体型2つのタイプの認知症には投薬治療があります。脳の神経伝達物資の分解を阻害するものと、グルタミン酸の放出を防ぐものなど4種類あります。

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認知症になり
やすい人って
どんな人

認知症のリスクが高いのは、肥満気味で高血圧や糖尿病などの生活習慣病の持病がある方や、逆に痩せすぎの方など。ネガティブ思考でうつ気味の方、神経質で怒りっぽい方なども注意が必要です。

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家族が認知症になり介護が必要になったら

大切な家族が突然認知症と診断されたら、どんな方でも動揺してしまうはず。そんな時、どんなことに注意して接すればよいのか、介護にはどれだけお金がかかるのかなど、実際に役に立つ情報や心得などを紹介しています。

認知症のかたへの接し方は
どうすればいいのか

認知症介護の基本は信頼関係。患者本人と、家族や介護者との関係次第で症状が緩和したり悪化したりが大きく左右されるのです。本人が安心して過ごせる環境を整えてあげることが最も大切なことです。

認知症介護にかかる費用と
国からの援助は?

病院での治療費は他の疾患等と同様に、医療費控除や高額療養費制度などが適用されます。介護サービス料についても高額介護サービス費や高額介護合算制度などの控除や返金が受けられます。

認知症のリハビリ療法とは

認知症治療に用いられるリハビリテーション療法について解説します。主なものとして音楽療法、アニマルセラピー、作業療法の3つがあげられます。それぞれどのような目的で、どのような方法で行われているのか、効果はどの程度見込めるかなどを紹介しましょう。

音楽療法

昔好きだった曲を歌ったり演奏したり、音楽を利用するリハビリテーションです。どなたでも比較的簡単に行うことができ、昔の記憶や感情をよみがえらせる効果もあります。

アニマルセラピー

犬などの動物と触れ合いながら行うリハビリテーションです。動物をお世話してかわいがる体験で自尊心を取り戻したり、昔の記憶や感情を呼び起こして心の安定を得ることができます。

作業療法

掃除や炊事などの家事を自ら行ったり、囲碁や将棋、ゲートボールを友人と楽しんだり様々な種類の作業を自分の力で行うことで、脳のトレーニングや身体機能の強化をはかるものです。

不安を感じたら
試してみよう
認知症診断テスト

医療機関などで診断に用いられている診断テストの中で、最も一般的な認知症診断テスト『長谷川式簡易知能評価スケール』を紹介します。9つの質問に答えるだけの簡単なもので、30点満点の20点以下なら認知症の疑いが指摘されます。

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